置き勧(おきかん)
新聞購読セールスの際に従業員または新聞勧誘員が、景品のかわりに新聞購読料として現金を手渡して新聞購読の契約を結ぶことを「置き勧」といいます。
通常、新聞販売店の従業員にとって「置き勧」はセールス料よりも手渡す金額のほうが多くなるため、自腹を切ることになります。しかし、セールスのノルマが厳しいお店の従業員は、自腹を切ってでも結果を出そうと「置き勧」を行ってしますことがあるようです。
新聞購読セールスを専門に行う拡張団のスタッフは、ある程度のまとまったセールス結果によって+のボーナスが出るため、「置き勧」を行って結果を出す勧誘員が多いようです。
また、上記のようなセールスとは別に、押し付けるように景品等を渡しておいて、後日、訪問し「契約しないなら景品を返却してくれ」などと契約を強いるセールス手法を、「置き勧」と呼ぶこともあります。
「お金」を置いてくる、「景品」を置いてくる、そのようなセールス手法を「置き勧」と呼びます。