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縛り

現在新聞を購読している読者(現読という)に、引き続き継続をお願いしてもらう契約を「縛り(シバリ)」といいます。比較的獲得が楽な契約のため、新聞販売店に入店したばかりの新人社員や新聞勧誘セールスの苦手な社員が行うことが多いようです。セールス料も安いため、新聞拡張団は行いません。

一言で縛り(シバリ)と言っても様々な種類があります。
固定読者(2~3年以上継続して購読している読者)の延長契約は「半シバリ(固定シバリ)」と呼ばれ、新聞勧誘セールスの中でも最も難易度は低くセールス料も最も安くなっています。
これまでに継続の契約をしたことがない新聞購読者に、初めて継続の契約をとることは「初シバリ」と呼ばれます。
その他には、まだ新聞を購読していない先の契約に縛りをかけることも行います。例えば、来年の3月から8月まで6ケ月の契約を行なっている読者に、引き続き9月以降も購読をお願いします。これは「先シバリ」と呼ばれ高いセールス料が支払われます。
また、今月一杯で契約が切れる予定の購読者に対する縛りは「当月シバリ」などとも呼ばれています。


※最初の新聞勧誘セールス
新聞販売店に入店したばかりの新人従業員が、最初にお店から教わる新聞勧誘セールスの種類は、通常「シバリ」からになります。新聞購読者への挨拶ついでに継続のお願いをすることもできますし、集金時に契約をお願いすることもできます。

特に、固定読者の場合は購読銘柄を変えませんので、簡単に継続契約がとれるため、新人従業員が新聞勧誘セールスに慣れるには最も適したセールスであるといえます。


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