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新聞配達の仕事について

カテゴリ:新聞販売店従業員の声
他の業界から新聞販売店のお仕事に転職された方に、入店から新聞販売店のお仕事になれるまでのお話を寄稿いただきました。
現在は新聞販売店でご活躍している先輩のお話を参考にしてみてください。
私がこの業界に入ったのは2年前でした。現在のお店は「新聞配達 求人ネット」さんの案内でお世話になったのがきっかけです。それまでは、コンピューター関連の会社で毎日に机につく仕事でしたが、体力には自信がありましたので、貯蓄を目的にこの仕事に転職しました。
まず最初はバイクに乗る練習からです。原付バイクの免許は持っていましたが、新聞屋さんが使うクラッチシステムのバイクには乗ったことがありませんでしたので、このバイクに乗る練習から始まりました。朝刊の配達ではかなりの量の新聞をバイクに積んで走りますので、それを想定し、バイクの後ろにセールスで使っている洗剤をたくさん積んで、近所の駐車場で練習しました。
その次は、自分が担当するエリアの配達道順を覚えます。ただ道順を暗記するとなると大変ですが、これには新聞屋さんが使う”順路記号”というものを使って道順を覚えます。どこで道角を曲がるのか、そこから何件目の家が目的の家かなどを、すべて記号で”配達帳”と呼ばれる新聞を配達する読者の名前が書かれた帳面に記入していきます。この記号を元に、道順を覚えていきます。
ベテランの従業員になると、この順路記号さえあれば、知らない土地でも配達ができるのだそうです。
入店後、しばらくはバイクの練習と道順の暗記を兼ねて、自分の配達エリアを配達順にバイクでひたすら走ります。それに慣れてきたところで、朝の朝刊時にも出勤し、先輩たちの仕事を見学しながら、いろいろなことを教わっていきます。朝刊配達前の新聞への折り込みチラシを挟み込む作業や、配達中のバイクの止め方かた、ポストへの新聞の入れ方など、様々なことを教わります。
そして、いよいよ実際に配達を自分で行います。最初のうちは先輩が付いてくれながら、配達を手伝ってくれます。最初のうちは、1人で決められた時間までに配達を終わらせることができませんので、そこを先輩がカバーしてくれます。
自分の場合、先輩の手伝いなしに、完全に1人で配達が決められた時間内にできるようになったのは1週間位かかりました。先輩の話ではだいたい通常は1週間位、遅い人で2週間位あればひとりで配れるようになるそうです。
そして3ケ月もすると、配達する家や、配達する新聞の銘柄もすべて頭に入りますので、配達帳を見ずに配ることができるようになります。
ここまでくると、配達の時間もかなり短縮され、配達業務がそれほど大変なものだとは感じなくなりますが、それまでの最初の数カ月は、非常に大変なお仕事だと思います。
慣れないうちは配達途中でバイクを倒したりすることもあります。特に雨の中バイクを倒したすると、本当にイヤになります。(新聞は雨の日はビニールにくるまれていますので、バイクを倒しても濡れることはありません)
特に自分の場合、入店したのが、冬の寒い時期でしたので、冬場の雨の中の配達などは、非常に辛かったです。朝の凍った路面でスリップしたこともありました。

しかし、入店から2年が経った現在では、配達業務がそれほど辛いとは感じません。新人の頃、7時頃までかかった朝刊の配達も今では5時には終わりますし、配達するエリアも1区域ではなく、多くの区域を配達しています。これから、この業界に入ってくる人に言いたいのは、まずは半年は頑張ってもらいたいと思います。最初の仕事を覚えて慣れるまでの期間が大変ですが、慣れてしまうとそれほど大変ではないと思います。
半年以上経つと、福利厚生として大型の積立制度に加入できますし、セールスなどでも本格的に成果を出していけるようになります。

他の仕事でも同じだとは思いますが、まずは半年は頑張ってみてください。
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